第12話 ChatGPTでアプリを作れば本当に完成するのか
ここまで来ると、最初の質問に戻りたくなる。ChatGPTに「アプリを作って」と頼めば、本当に完成するのか。
普通に頼むだけでは、全然終わらなかった
答えはかなり明確である。少なくとも、うちわは一言頼んで完成しなかった。Androidで動いた。iPhone向けWeb版で詰まった。iPadを足した。動画が送れなかった。復旧で詰まった。スリープ復帰で赤いエラーが出た。スタンプを触ったら端末が震えた。
そのたびにChatGPTは役に立った。原因を外したこともある。頼んでいない方向へ行きかけたこともある。それでも、プログラムを知らないおっさんがここまで進めた相棒も、やはりChatGPTだった。
いま、できるようになったこと
家族や身近な人とのチャット、写真、予定共有、見守り、スタンプ、遊び、動画まわり。通話のようにまだ調整を続けているものもある。iPhone・iPadはWeb版で使う形になり、Android側も実機での試行錯誤を重ねてきた。
公開しているWeb版は、最初の『家族だけで使えるものが欲しい』からずいぶん遠くまで来た。ただし、遠くまで来たことと、終点に着いたことは同じではない。
AIだけでアプリは作れるか
AIだけ、という言い方なら答えはたぶん違う。AIがコードを書き、人間が使い、人間が『違う』と言い、またAIが直す。実際に端末で動いた事実を積み重ねて、少しずつ製品に近づいていく。
プログラミング未経験でも、失敗し、直し、また壊れ、また直すことを続ければ、ここまで来ることはできた。簡単だった、とは書けない。面白かった、とは書ける。
最終話は作らない
うちわには、まだ直したいところが出る。端末も増える。ブラウザも変わる。ChatGPTも変わる。おっさんはたぶん、また何かを頼む。
この開発記には最終話を作らない。新しい『そんなところで壊れるのか』が出たら、その都度続きを足す。
ところで「うちわ」とは
家族や身近な人とのチャット、予定、写真、見守り、ちょっとした遊びをまとめたWebチャットです。現在公開しているWeb版は、iPhone・iPad・PCなどのブラウザから使えます。