第15話 / うちわ開発記
第15話 横持ちにしたらQRが見切れた
QRのURLを直したと思ったら、次は横持ちの低い画面でQRやボタンが見切れた。幅だけでなく高さが足りなかった。
そんなところで詰まるのか
QRのURLを直したと思ったら、次は横持ちの低い画面でQRやボタンが見切れた。幅だけでなく高さが足りなかった。
プログラムを知らない側から見ると、画面に出ている症状がすべてである。どのファイル、どの処理、どの端末差が関係しているかは最初から分からない。だから症状をそのままChatGPTへ返し、候補を一つずつ潰していった。
直して、また触る
実際に見えている高さを基準にし、低い画面ではQRを自動で小さくした。ボタンも横並びにして高さを節約した。
原因の説明より、実際の端末で再現するかどうかを優先した。AIが外すこともあるが、候補を短時間で出してくれること自体はかなり助かった。
一つ直ると、今まで気にならなかった次の違和感が見えてくる。完成へ近づくほど問題が減るだけではなく、使う回数が増えて細かいところまで目につくようになった。うちわの履歴はその繰り返しで長くなった。
この回で残ったもの
レスポンシブ対応は横幅だけを見てはいけない。縦の短さも敵になる。
うちわでは「コードを直した」より「家族がいつもの入口から使えた」を優先するようになった。小さな不具合でも、毎日使う場所なら次の版まで持ち越さず、また触って確かめる。その繰り返しで少しずつ普通の道具へ近づいていった。
※家族や身近な人向けWebチャット「うちわ」の開発記です。