第8話 / うちわ開発記

第8話 グループを開いたのに個人トークが混ざった

「みんなと話す」を開いたのに個人トークや別グループの会話が混ざる経路があった。前に選んでいた会話の状態が残るのが原因の一つだった。

そんなところで詰まるのか

「みんなと話す」を開いたのに個人トークや別グループの会話が混ざる経路があった。前に選んでいた会話の状態が残るのが原因の一つだった。

プログラムを知らない側から見ると、画面に出ている症状がすべてである。どのファイル、どの処理、どの端末差が関係しているかは最初から分からない。だから症状をそのままChatGPTへ返し、候補を一つずつ潰していった。

直して、また触る

グループ画面ではそのグループに属する会話だけを読み、個人トークへ切り替えたときの古い選択状態も残さないよう整理した。

「これで直ります」と言われても、まず押す。閉じる。もう一度開く。家族がする普通の操作を一通りやってから次へ進むようになった。

家族用だから、作った本人だけが使えればよいわけではない。別の端末でも同じ入口から迷わず使えるかを見る必要がある。ここから「自分の一台で動いた」を完成条件にしない考え方が強くなった。

この回で残ったもの

チャットは送信できれば終わりではない。誰との会話を見ているのかを絶対に間違えないことのほうが重要だった。

うちわでは「コードを直した」より「家族がいつもの入口から使えた」を優先するようになった。小さな不具合でも、毎日使う場所なら次の版まで持ち越さず、また触って確かめる。その繰り返しで少しずつ普通の道具へ近づいていった。

※家族や身近な人向けWebチャット「うちわ」の開発記です。