第5話 / 直った?
第5話 直った。と思った
ChatGPTは、ときどき堂々と「原因が分かりました」と言う。問題は、その原因が本当に原因だったかどうかは、実行してみるまで分からないことだった。
実際の開発履歴をもとに、個人情報・秘密情報・内部の開発方式を伏せ、読みやすさのため一部の順序や会話を再構成しています。
AIの『修正済み』と端末の『まだダメ』
コード上では筋が通っている。説明も分かりやすい。おっさんは指示どおりに更新する。そして端末で試す。まだダメ。AIコーディングの失敗は、たいてい文章だけ読むと失敗に見えない。
ChatGPTが間違えること自体は珍しくない。厄介なのは、自信のある文体と正しさが別物だという点である。『重要なことが分かりました』が三回続くと、おっさん側の重要度メーターは少し下がる。
プログラムを読めない人間の防御
おっさんはコードレビューの達人にはなれない。ならば、実際に使う入口から確認するしかない。送信ボタンを押す。別端末で受ける。画面を閉じる。復帰する。動画を送る。失敗したら失敗として戻す。
詳しい内部のやり方はここでは書かない。外から見れば、変更範囲を絞り、確認しながら何度も修正した、というだけである。どうやって暴走を止めているのかは、読者の想像に任せたい。
ChatGPTのプログラム間違いは材料になる
失敗は面倒だが、同じ症状で検索する人には価値がある。AIに書かせたコードが一度で動かなかった。原因を外した。別の場所を壊した。これらは成功談より、実際にAIでアプリを作る人の役に立つことがある。
だからこの開発記では、直らなかった回も捨てない。
完成したと思ったら完成していない。このパターンは、のちに何度も再登場する。
ところで「うちわ」とは
家族や身近な人とのチャット、予定、写真、見守り、ちょっとした遊びをまとめたWebチャットです。現在公開しているWeb版は、iPhone・iPad・PCなどのブラウザから使えます。